SURトップ > 2016年度 春期講座案内 INDEX 高3 高2 高1 中3 中2 中1 申込方法・受講料 時間割
春期高3
新 高 3 数 学 3時間×4回
■入試数学の原則
図形編
(高3H/G/F/L指定講座)
クラスレベル選抜
理系H★★★★
理系G★★★☆
理系F★★★
文系L★★★

図形と式の対応関係は高校数学の最も主要なテーマであり, 入試問題の半分以上を占めると言っても過言ではありません。本講座では, その図形問題を攻略するための方法論を講義・演習します。

図形処理の道具としては,ベクトル,三角関数,座標設定等がありますが, 各々の長所・短所をわきまえた上で適材適所の使用が求められます。本講座では, そのために必要な図形の基本知識をまとめた後,ベクトルを中心として斜交座標, 内積と正射影,空間図形を学びます。その中では,「複雑な計算を単純な図形で考え」たり, 「幾何の問題を代数計算で済ませる」といったことが自在に操れることを目指します。

さらに後半では,頻出の題材である軌跡・写像をテーマとし,点の軌跡,直線の通過領域, 写像による図形の像を扱うための考え方と基本方針を学び,正確な論理で運用することを目的とします。

なお,クラスは理系H・G・F,文系Lの4クラスとなっています。 理系G・F(中級,レベルはG>F)および文系Lクラスでは基本〜やや難レベルの問題を扱います。 理系H(上級)クラスでは基礎の確立している方を対象に,標準〜難レベルの問題を扱います。 今回の春期講習では,文系志望でも数学の得意な方は理系Hクラスでの受講をお勧めします。

■微分講義
VOD講座
(高3H/G/Fオプション)
クラスレベル選抜
-★★★

〜 微分法を正しくマスターしよう! 〜

数IIIの微分について,「計算がめんどう」とか「公式が多すぎる」といったイメージを払拭し, ベクトルなどと同様に視覚的なイメージを持って直観的に扱えるようにする講座です。

「微分係数」とか「微分する」という言葉は知っていると思いますが, 「微分」という言葉の意味は知らない方がほとんどではないでしょうか。 それもそのはず,高校の教科書では出てこない言葉です。

一般に,xがある点xからΔxだけ増えたときのy=f(x)の増分は

Δy=f(x+Δx)−f(x)

と表されます。

微分

それに対して,図のようにy=f(x)をある点xでの接線で置き換えると,その接線の傾きがf '(x)ですから こちらの増分はΔy=f '(x)Δxと簡単に正比例関数で表されます。 この増分Δx,Δyを元の関数の増分と区別するためにdx,dyで置き換えたものが

dy=f '(x)dx

という式であり,呼び方も増分のかわりに「微分dx,dy」と呼ぶわけです。

これを理解すると,sinx,cosxの微分は図形的に明らかであり,自然対数の底e を考える必然性が生じ,合成関数f(g(x))の導関数がf '(g(x))×g '(x)であることも自然に納得できます。 「公式を覚えて適用するだけ」という微分のイメージは一変するでしょう。

理系の方には数Vの未習,既習を問わずお勧めします。 なお,昨年の2学期数学Hクラスに在籍していた方はほぼ同内容の講座となるため受講する必要はありません。

夏期講習では本講座の続編である 「積分講義」を開講します。

新 高 3 英 語 3時間×4回
■入試英語
(高3H/G指定講座)
クラスレベル選抜
H★★★★
G★★★☆
F★★★

本講座は,東大,京大,阪大,国公立大医学部を志望する受験生を主対象とした講座で, 1年を通じて,英文解釈,英作文,リスニングを指導します。

まずこの春期の英文解釈では,複雑な英文の読解技術,マクロ的読解法を学ぶと共に, 入試で求められる論理的な思考方法をわかりやすく説明します。次に英作文では, 「書くための英文法」をまとめながら,英語の論理に基づいた自然な英文の書き方を演習します。

また,授業と併行して英文解釈・英作文の添削を行ないます。特にこの春期では, それぞれの志望校が要求する水準を示すとともにこれから何が必要なのかを個別に伝えていきます。

新 高 3 物 理 3時間×4回
■磁界と電磁誘導
(高3物理G指定講座)
クラスレベル選抜
★★★

本講座は「磁場と電磁誘導」について,講義・演習を行ないます。

具体的には「電流の周りに発生する磁場」,「磁場の変化で発生する電流」,「磁場中の電流が受ける力」について, 基礎となる磁気現象から解説するとともに適切な問題演習を行い, 短期間で入試レベルの学力と解法テクニックを身につけていただきます。

なお,受講に際しては,「力学」と「電気」全範囲の基礎知識が必要です。 未習部分がある方は,受講前に自習しておいてください。

新 高 3 化 学 3時間×4回
■無機と理論の
融合演習G
(高3化学G指定講座)
クラスレベル選抜
★★★

化学反応を利用した物質の定量や、分子構造・結晶構造の理論と計算など,物質の性質と計算問題が融合された問題の解き方を学ぶ講座です。通り一遍の知識だけでは対応できない問題,参考書や教科書でもさほど強調されていないにもかかわらずよく出題される思考問題,知識の理論背景自体を問われる問題を扱います。なお,受講に際しては,無機化学および理論化学全範囲の基礎知識が必要です。未習部分がある方は,受講前に自習しておいてください。

新 高 3 国 語 2時間×4回
■センター現代文
(高3現代文G指定講座)
クラスレベル選抜
★★★

SURの高3現代文は,センター試験で高得点を取るための「センター現代文」 と,主に京大の2次試験をターゲットにした「入試現代文」の2種類の講座がありま す。「センター現代文」は春期,1学期,夏期および冬期で開講します。また,「入 試現代文」は夏期,2学期,直前期で開講します。

さて,本講座はその「センター現代文」の最初の講座です。センター試験で安定し て8割以上取る力を養います。まず,この春期は現代文の根本である「読み方」をマ スターします。「読む」とは,文のつながり,段落のつながりを読みとるということ です。本文が正確に読みとれれば,正解の選択肢は自然と選べるようになります。今 まで,現代文が苦手だった人,これからはじめようと考えている人は,現代文の初歩 から説明しますので,まず春期講習を受講して下さい。

■センター古文・漢文
(高3センター古文・漢文G
      指定講座)
クラスレベル選抜
G★★★

SURの古文漢文は,センター試験で高得点をとるための「センター古文漢文」を通年で開講します。 本講座は,その最初の講座です。 重要事項をまとめると共に,高得点を取るための今後の勉強のポイントを短期集中で伝授します。

文語文法に,伝聞推定の助動詞「なり」というのがあり, 断定の助動詞「なり」との区別は重要事項です。 ある有名な参考書に「『なり』の前後に音・声・話に関わる語句があれば伝聞推定」 と暗記するよう指示されています。そう習った人も多いでしょう。 「なり」は1979年の共通一次(センターの前身)以来17回も出題された頻出問題ですが, 実は一度たりとも「声や音」で判断する問題は出されていません。 センター漢文で一番よく問われる句法は「ハイフン(‐)を付けて読む熟語をハイフンを付けないとしたら」 ですが,この句法を掲載している参考書はありません。

暗記項目の多い古文・漢文は特に理系受験生にとって厄介な科目ですが, センターの出題とズレた学習法では効果が上がるはずがありません。

この講座ではセンター古文・漢文の傾向とレベルを徹底的に分析,何を暗記し, どのように使えばよいかを指示します。

新 高 3 地 理 2時間×4回
■センター地理
(高3センター地理G指定講座)
クラスレベル選抜
★★★

「なぜボーキサイトの鉱山は熱帯に多いのか」・「なぜ熱帯の農業は焼畑農業なのか」、前者は「地下資源」後者は「農業」と分野は全く違います。しかし両者に共通する点があります。それは「熱帯」です。「熱帯」といえば暑い・雨が多いなどのイメージが強いでしょう。これらは「気候」的特色です。実は「ボーキサイト」も「焼畑」もこの「気候」で全て説明が可能なのです。

「なぜボーキサイトの鉱山は熱帯に多いのか」・「なぜ熱帯の農業は焼畑農業なのか」、前者は「地下資源」後者は「農業」と分野は全く違います。しかし両者に共通する点があります。それは「熱帯」です。「熱帯」といえば暑い・雨が多いなどのイメージが強いでしょう。これらは「気候」的特色です。実は「ボーキサイト」も「焼畑」もこの「気候」で全て説明が可能なのです。

春期講習では、センター型の問題の解答・解説を通じて実際の地理の理論に触れてもらい、問題を解く上での必要な知識・理論を改めて認識してもらいたいと思っています。


SUR
最終更新:2016年2月10日